髪を触り(髪が薄い個所を探す)続けるのは、なるべく控えていただきたい行為ですが、髪の毛コンプレックスを持つ人の多くが、あらゆる角度から鏡を見たり、両手で髪をかき上げて、左右の毛量を比べるようとします。日々、不安感を解消しようとして、不安感を増幅させてしまう。そんな経験は私にもありました。
日本人のつむじは右巻きが多く、時計回りに毛が流れています。統計で言うと右巻きは7割ですが、私の経験で言えば、8割近くの人が右巻きです。
右側の髪を薄く感じるのは、つむじが時計回りだからです。
髪を両手でかき上げれば、当然、顔側から手櫛を入れますよね?右側の髪は若干後ろに向かって流れて生えており、左の髪は、前に向かって流れています。
流れるプールをイメージすれば、想像に難しくないと思いますが、右側は抵抗なく手櫛が流れていき、左側は抵抗があるため、右の方が脱毛しているように感じるようになるのです。
その他、
・つむじが左巻き
・つむじが複数ある
・かみ合わせ
・左右の視力や視神経により血流が悪い
など、左右の毛量がちがうと感じる場合はありますが、そんな不安感に付け込む人達もいます。
心を健全に保つためには、正しい情報が必要です。
髪を触り過ぎないこと
過度なコンプレックスはストレスになり、負のスパイラルとなり、また新しい不安をつくってしまいます。
この文章を読まれた方が、少しでも安心できますように。
これらの記事は、これからも更新いたしますね。
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